2013/04/01

乾燥肌の対策には食べ物を選択すること

肌の健康状態を維持するために必要な水分を保持できていないと、乾燥肌になりやすくなります。
乾燥状態の肌は、外部の刺激から肌をガードする機能が低下していますので、ほこりやカビや紫外線の刺激で赤く腫れたり、かゆみを生じたりします。
肌に合うスキンケア化粧品で保湿力を高めることも重要ですが、乾燥肌を改善する効果がある食べ物を摂取するのもおすすめです。

1日3回の食事の中で、保湿力を高める成分がある食べ物を体内に取り入れることで、乾燥肌の対策効果が期待できるというわけです。
お肌の粘膜を強化する作用がある成分はビタミンAです。
ビタミンAの多い食材には、にんじん、ほうれん草、カボチャといった緑黄色野菜があります。

皮膚の新陳代謝を活発にする成分に、ビタミンB群があります。
ビタミンB群が多い食材は、豚肉や、玄米といった食材になります。
美肌成分としてよく知られているビタミンCは、レモンやみかんなど色々な食べ物から摂取できますが、食べ貯めがきかないのでこまめに食べる必要があります。

抗酸化力がとても高く、体内の活性酸素を除去し、アンチエイジングにも有効な成分が、ビタミンEです。
この他、ビタミンEが特に豊富な食材としては、アーモンドやゴマなようなナッツ類や、アボカドなどがありますので、食事取り入れてみてください。
手に入りやすい食材で、乾燥肌対策の献立をつくることが可能ですので、肌の保湿力をあげたい人は、今すぐにでも取り組むことができます。

ビタミンCや、ビタミンBは水溶性のビタミンなので、一気にたくさん摂取したも過剰摂取にならず、尿になって排出されます。
食事の偏りがないように注意をすることは、乾燥肌対策だけでなく、年齢を重ねても若々しい体をキープしたいという人が、美容や、健康維持にも有効です。