2013/04/18

花粉症と免疫力

花粉症に対する過剰反応が不快な症状を引き起こすそうです。
今や日本人の4人に1人が該当する花粉症。特にスギ花粉が多く飛散する春先は不愉快で輸鬱という人も多いでしょう。
西洋医学の考え方では花粉症はアレルギーのひとつでありスギなどの花粉に対して体内の免疫力が過激に反応するためにおこるとされています。

免疫力とは人間にもともと備わっている外から侵入しようとする異物や病原菌などから体を守る防衛システムのこと。
花粉に対してはくしゃみや鼻水涙などで対応し体内に入れまいとしますがその反応が強すぎると花粉症となって体そのものにもダメージを与えてしまうのです。
治療は西洋医学の場合高ヒスタミン剤などの薬かかゆみ止めなどで症状を抑える対症治療法が中心です。

一方中国伝統医学である中医学の考え方では人間を自然のバランスをとることが大切とされます。
病気の治療も一つひとつの症状を見たり治療するのでなく体全体のバランスをとることによって表面に現れている症状の改善につなげるという考え方です。
中医学ではおもに次の2点が花粉症の大きな原因であると考えられています。